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長期優良住宅という言葉を聞いたことがあると思いますが、内容やメリット・デメリットについてはご存知でしょうか?
まず、長期優良住宅とは何か?から説明致します。
長期優良住宅とはその名の通り、家を長持ちさせて環境への負荷の軽減や、再建築などにかかる費用負担を減らすことを目的とした住宅のことです。
「環境」や「人」の負荷軽減が目的となりますので、ある程度の住宅性能がなければなりません。ですから、長期優良住宅には一定以上の「仕様」があります。
例えば
①耐震等級2以上
②劣化対策等級3相当
③省エネ対策等級4
その他いくつかの項目がありますが、要は従来の家に比べ壊れにくく・劣化しにくく・維持管理しやすい住宅となります。
この長期優良住宅ですが、様々なメリットを受けることができます。
例えば、
ア)火災保険の割引
イ)固定資産税の半額が5年継続(一般住宅は3年)
ウ)フラット35などの金利優遇
エ)住宅ローン控除の対象限度額拡大
など、様々なものがあります。
ただここで問題となるのが、長期優良住宅の「仕様」と「認定」です。
「仕様」というのは、先述してます通り建物を一定基準を満たした作りにすることで、「認定」とはその仕様で建築することを申請し公的に認定通知を受けることを言います。
長期優良「仕様」と「認定」どちらの住宅も一定の基準を満たした住宅ですので、性能に優劣はありませんが、長期優良住宅のメリットにつきましては、「認定」を受けたものでなければ対象とはなりません。
しかし、ここでまた問題があります。「認定」を受けるためには、手間やコストがかかります。
まず申請費に通常よりも高い費用を払わなければなりません。それから申請に時間がかかり工期も1カ月程度長くなります。更に引き渡し後の最低でも10年ごとの定期点検を受けなければなりません。
個人的には長期優良住宅「仕様」の建物にされるならば「認定」まで受けられた方が良いと思いますが、手間やコストを含めご自身の考えで決められた方が良いでしょう。
何言ってるかわからない人は弊社までお問い合わせください。