カテゴリ:無料住宅相談
2020-02-04
いつもユアラボ無料住宅相談ブログをご覧いただきありがとうございます。
家づくりを始める前に是非やっていおいて頂きたいことで、
「家族との意見交換」
をオススメしたいと思います。
住宅展示場の見学でのあるあるですが、
①夫婦の考えの食い違い
②展示場見すぎて考えがコロコロ変わる
③「これは良いですよ~」と言われすぎて、本当に良いものが分からなくなる。
などなど
こうなってしまうと、家づくりの失敗例でもお伝えしている通り、家づくりが迷宮入りしてしまい、デザイン、間取り、価格だけで住宅会社を決めてしまいがちになります。
最初に家族の中で
・どういう家がいいのか?
・何を新しい家に求めるのか?
・将来に向けてどういうライフスタイルにしたいのか?
など、
ある程度は家づくりの方向性を固めておくのが良いと思います。そうすることにより、見学の時に営業から色んな話があっても、あまりブレることなく迷宮入りすることは避けられると思います。
それと併せて行っていただきたいのが、ある程度の基礎知識を持つことです。
今は、家づくりについても少しインターネットで調べるだけで色んな情報が出てきます。
例えば、断熱性能について言えば
「断熱等性能等級」という基準を示す言葉があります。家づくり基準ではその等級は1~4まであり最高が「4」となっていますが、実際この基準は現在の家づくりの断熱基準の最低ラインとなっています。
断熱性能はこの他に、「ZEH基準」や「HEAT20」などの基準もあり、これらは「断熱等性能等級4」を軽く上回る断熱性能を持っています。
ところが、多くの住宅会社では
「断熱等性能等級 最高等級」(つまり等級4のこと)をセールスポイントに使い、あたかも断熱性能は抜群に高いです、というような営業トークをされます。
何も知らない人からすると、言葉だけはかなり高い断熱性能を持っているように聞こえますから、どこの住宅会社に行っても断熱性能はどこも同じという認識になってしまいます。
ただ少しインターネットで調べれば、断熱性能は「言葉」でなく「数値」で比較できるということが分かります。
これが分かっていると、言葉に惑わされることなく、冷静に数値で違いを判別することができます。
(断熱につきましてはこちらをどうぞ)
他にも「24時間換気システムの義務」も同様。
「24時間換気システム」は義務化されていますので、必ずつけなければなりません。
それなのに、そのシステムをあたかも特別にやっているかのような営業をするところもあります。
でも初めての家づくりで、他で何も説明を受けなくて(当たり前の設備だから)ある展示場でそのような話をされたら、その家が良く見えてしまいます。
住宅会社の営業は色んな角度から攻め込んできますので、知識がないとどれも良いようにしか聞こえません。
ですが、ご家族とどういう家が良いか話したり、ある程度の知識があれば、あまり惑わされることなく、また迷宮入りすることなく、理想の家づくりができるのではないかと思います。
もし、話がまとまらなかったり、勉強が苦手な方は遠慮なく御相談ください。